衣類のメンテナンス・リフォーム

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裏側のメンテナンス。

裏地のないジャケットやコート、オーバーなどでよくあるポケット止めのほつれです。

ポケット固定。

レディーススカートやパンツの裏生地のメンテナンス。裏生地の縫い目が裂けています。 ...

クリーニングの知識や情報

ご家庭でウール素材のセーターを洗濯して縮んでしまったことはないでしょうか。

セーターがなぜ縮むのかを記事にしてみます。

ウールの繊維構造

ウールの繊維は人間の髪の毛と同じくうろこ状になっています。

イラストの左側は乾燥しているときの状態で、右側は湿度や水分などを吸ってうろこが開いている状態。家庭洗濯で水洗いをする場合は水の中に浸してしまうので、うろこが開いた状態になります。

方向性摩擦特性

小さいころ一度は道端で見かけて遊んだ経験もあると思いますが、通称ねこじゃらしと呼ばれる雑草。

こうやって遊んだ経験はないでしょうか?

つぶさない程度に握る力を強めたり弱めたりすると、ねこじゃらしは手から飛び出します。方向性摩擦効果といって摩擦で一方向へ進む効果のことをいいます。

ウールの繊維が水に浸された状態で物理的な動きを加えると

←方向へ進みます。

逆方向へはうろこの突起が邪魔をして進むことはできません。水に浸したセーターを揉んだり洗濯機の水の回転などによって動かすことによって、セーターの縦糸横糸が複雑に絡み合いの縮みや型崩れをしてしまいます。

繊維が寄り集まり硬くなってし待った状態をフェルト化といいます。

セーターの脇下がフェルト化、縮んで硬くなるも同じ原因になります。

ご家庭でウールのセーターをお洗濯される場合はこういったリスクをよく知った上で、極力水に浸したセーターは動かさずに、水に潜らすぐらいのイメージで洗うとよいでしょう。

しみ抜き

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ウールコートの裾周辺に油やススが付着しています。

ドライクリーニングで油分を溶かし機械のたたき作用でススを除去します。水洗いをすると汚れを落としにくくなることがあるので、できるだけそのままの状態でクリーニングへご依頼下さい ...

クリーニングの知識や情報

ドライクリーニングとは?

Aさん
Aさん
クリーニング屋さんのドライクリーニングって何?
しろや
しろや
ドライクリーニングとは、水を用いず揮発性の油で洗うクリーニングのことを言います。また、水を使用しないことから「ドライ」とよばれています。
Aさん
Aさん
油で洗うって・・・汚れは落ちるんですか?
しろや
しろや
衣類の洗浄に適した揮発性の有機溶剤(洗剤や水の役割をします)を用いますのでご安心下さい。
Aさん
Aさん
水よりも油のほうが衣類を痛めそうなんですが・・・?
しろや
しろや
そう思われるのわかりますが、有機溶剤は水よりも比重が軽く、例えば洗濯機のような回転の力で衣類が引っ張られたりもまれたりした場合でも、水に比べると衣類にかかる負担も少なく洗います。また揮発性の高いことから衣類に浸透しにくく繊維をふやけさせることがないので、水洗いよりも型崩れ、縮み、色落ちの心配がないんですよ。
しろや
しろや
ドライクリーニングは、水洗いでは型崩れ、縮み、色落ちなどが起こってしまうような品物を洗うための一つの方法なのです。

家庭洗濯用のドライマーク洗剤

Aさん
Aさん
いつもは家でドライマーク用洗剤を用いてお洗濯していますが、それがドライクリーニングだと思っていました。
しろや
しろや
ドライマーク用洗剤を使用すれば、家庭でもドライクリーニングができていると勘違いをされる方は少ないとは思いますが・・・・前述のとおり「ドライクリーニング」とは水は用いず「有機溶剤」を用います。したがってドライマーク用の洗剤を用いて、ご家庭で洗濯するのはあくまで水洗いになります。ドライマーク用の洗剤は中性の洗剤。数あるドライマーク用洗剤のなかには、縮みを防止する成分や色落ちを防止する成分が入っているものもありますが、「ドライマークのものが家庭で洗える!」と製品に書いてあることから、ドライマークのものなら何でも洗えると失敗して「縮んでしまった」「型崩れした」「色が出た」などの相談品を持ち込まれるお客様も後を絶ちません。

全自動洗濯機のドライコース

Aさん
Aさん
家の洗濯機にドライコースがありますが、それはドライクリーニングとは違うんですか?
しろや
しろや
最近の全自動洗濯機にはほとんど微弱回転で洗濯ができる「ドライコース」や「ドライ」といったコースがあり、それでご家庭でドライクリーニングができていると勘違いする人もいらっしゃいます。メーカーも誤解をまねくコース表示はやめてほしいものです。

ドライクリーニングでしか洗濯ができないと取り扱い絵表示に表示してある品物を、水洗いをするときは様々なリスクを伴います。確かに取り扱い絵表示がドライマークのみの品物でも、実際は水洗いができる品物があります。
しかし、それを見分けるのには、長年洗いに携わった経験や、衣料品の素材に対しての豊富な知識が必要になると思います。
お店に相談品を持ち込まれることもありますが、ほとんどの場合元にはもどりません。
特に最近は衣料品の多様化で、新しい素材や、複雑なデザイン、洗濯に不向きな装飾品がついた衣料品が増えてます。私が見たドライマーク用の洗剤の注意書きにこう書いてありました。  「大切な衣料品、高額な衣料品は表示どおり洗濯することおすすめします。」と・・・・。

衣類のメンテナンス・リフォーム

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ニット製品の毛玉取りです。

無料サービス期間(8月~2月末まで)

3月~7月末までの期間は有料になります。1点~5点まで300円。6点から10点まで600円。11点~15点まで900円と5点ごと追加料金がかかり ...

しみ抜き

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付着したしみが時間の経過とともに酸化して、茶色く変色しています。
しみ抜き後
水洗いができない品物もあきらめずにご相談ください。

しみ抜き

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インクのスポットしみ
染料の濃縮されたものが密度の小さいスポットに付着しています。
一段階目の処理
二段階目の処理で完全に取り除きます。

インクスポットのしみ抜き代金は

しみ抜き

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J.PRESSのシルク、レーヨン混のジャケットです。
色んな生地(糸)が織り込まれた製品で水洗い不可。
変色した際じみが広範囲にわたっています。
しっかり溶剤を中和、濯がなかったために溶剤が