Wクリーニング処理のビフォーアフターです。油溶性の処理、水溶性の処理の2行程をそれぞれ丹念に行います。2行程の処理を行うことから、Wクリーニングといいます。
油溶性処理後に油分の抜けた付着物がより明瞭になる事があります。ビフォーの画像は油溶性処理後に付着していたものが明瞭になった画像で、アフターの画像は水溶性処理後です。
Wクリーニング
洗濯物のイヤなニオイ
家庭洗濯の記事になります。
洗濯後も臭うカビの臭い。雨の多い時期などの湿気や、室内干しなどでの乾燥不良などが大きな要因になります。
原因や対処方法を記事にしてみました。
①すすぎ不足による洗剤や汚れ ...
夏物クリーニング
Tshirt、ポロシャツのクリーニング
¥700(税込)
ホワイトカラーは後々の汗ヤケを防止するために温水で弱漂白し、中和濯ぎします。逆にダークカラーは色落ちや白けをできるだけ避けたいため色の流出を防ぎながら中性洗 ...
取り扱い絵表示について
2016年12/1以降に製造される衣類には新しいJISの絵表示が使われるようになりました。今ではこちらの絵表示が一般的となりましたが、以前の家庭洗濯基準の表示に比べてわかりづらいところがあります。家庭での洗濯、水洗いができるかどうかの ...
麻繊維
日本でも古来から衣料品として使われてきた麻。現代では夏物衣料品の素材として一般的です。
カラフルな色合いの品物も豊富ですが、汗の放置による変色、退色にはご注意ください。
しっかり汗抜き💦クリーニングをしましょう ...
夏物衣料と汗の影響
夏物の衣替えシーズンとなりました。来シーズンも着用したいお気に入りの品物はお手入れして収納したいところですね! 🙂
夏物衣料品と汗の影響
夏物衣料の汚れといえば汗が中心になっています。
汗汚れを適切に処置せずに保管しておくと
このように黄色く際じみを発生させてしまいます。
これは生地に残っている汗の成分が酸化して発色してしまった例。
これらの写真の品物は、クリーニングしていたのにも関わらず、翌シーズンに着用しようと思ったら黄ばみを起こしていたというもの。
せっかくお金を払ってクリーニングしていたのに着れないようになっていた、全然汚れが落ちていなかった。消費者の方にとっては驚きを通り越し怒りになり、またお店は信用を失うことになります。
これには原因があります。
クリーニング後も黄ばむ原因
夏物の衣料品は吸湿性が高い生地がほとんどで、しっかりと汗をためこんでしまう性質があるというのがまずひとつ。黄ばみに繋がる理由でもあります。
先ほど記事の初めのほうにアップした3点の画像はクリーニングの取り扱い絵表示には水洗いが✖でドライクリーニングのみOKとなっています。
以前ドライクリーニングについて解説した記事があります。商業でのドライクリーニングについて知らない方はまずこちらをご覧ください。
ドライクリーニングとは簡単に言えば油で洗うことで、縮みや染色の流出、洗いによるダメージを極力抑えるために開発された洗浄方法です。
黄ばみの原因もうひとつのワケは、水溶性の汗汚れをドライクリーニング(有機溶剤での洗浄)のみで処置してしまうこと。
ドライクリーニングだけでは汗の水溶性汚れに対して、しっかりとアプローチすることができません。残留した汗の成分が時間をかけて表面化していき、シミ化してしまいます。
クリーニング店では衣料品の品質低下(収縮や風合いの変化、色なき)を極力抑えたいので取り扱い表示通り処置してしまうところがあります。また夏物の衣料品なのに水洗いできない素材を製品化してしまっていることにも原因が潜んでいます。
今はどこのクリーニング店でもWクリーニングコースや汗抜きコースを用意されているので、汗をかいた品物はそういった水洗いを主としたコースを利用することをおすすめ致します。
あわせて夏物衣料品をご購入の際は、汗の影響を考慮して、必ず水洗いのできる品物を選んで購入しましょう。
ウールセーター 縮みのメカニズム
ご家庭でウール素材のセーターをお洗濯して、縮んでしまったり型崩れを起こしてしまったという方が非常に多くいらっしゃると思います。どうして縮むのかメカニズムを記事にしてみます。
ウールの繊維構造ウールの繊維は人間の髪の毛と同じ ...
ドライクリーニングとは?
ドライクリーニングでしか洗濯ができないと取り扱い絵表示に表示してある品物を、水洗いをするときは様々なリスクを伴います。確かに取り扱い絵表示がドライマークのみ ...